Turkic language family

現在形
Present

トルコ語の動詞は辞書では不定形（原形）の形で記載されています。不定形は動詞の語幹 + -mek/-makの形をとります。

どちらを使うかは、語幹の最後の母音で決まります。 e a 母音調和の法則を参照してください。

gelmek
「来る」

okumak
「読む」

istemek
「望む」

トルコ語の動詞の現在形（şimdiki zaman）は語幹に -iyor⁴ を接続し、 -um （一人称単数の場合）のような、人称語尾を加えて作ります。

-iyor⁴ の i の部分は、語幹の最後の母音で決まります。i ı u ü 母音調和の法則を参照してください。

子音語幹の場合は、語幹の最後の母音に合わせ、-iyor⁴ の i の部分を変化させます。

母音の場合には、i ı u ü　である場合、そのまま -yor をつけます。

語幹が、e a o ö で終わる場合には、その母音をはずし、その前の母音に合わせ、-iyor⁴ の i の部分を変化させます。

否定形を作る場合には、語幹に -me/-ma を接続したものを活用させます。

okumak であれば、okuma が語幹となり、okumuyor が三人称単数の形となります。

語幹が変化する不規則動詞もあります。

yemek「食べる」は現在形で語幹は yiyor を用います。