Turkic language family

仮定形
      Conditional



トルコ語の仮定形は「もし~なら」などの条件および「もしできたら」など希望を表現します。

動詞+語尾+-(y)se/-(y)sa +人称語尾の形をとります。動詞が母音で終わる場合は -y- をつけます。

動詞の部分は時制を表す語尾をとります。「~なら」「~ているなら」など日本語と同じような表現が可能です。

Eğer yağmur yağarsa, eve gitmemiz gerekecek.
「雨が降るなら家へ帰らねばならない。」

Eğer yağmur yağıyorsa, şemsiyeni al.
「雨が降っているなら傘を持っていきなさい。」


語幹だけであれば、ありえない仮定となります。

Zengin olsam, dünya turuna çıkardım.
もしも金持ちだったら世界を回る。

仮定法過去形では -di4/-ti4 + (y)sa/(y)se + 人称語尾の形をとります。

Kitabı okudularsa, sınavı geçebilirler.
「本を読んだのだら試験は通るだろう。」

Yemek yediysen, artık aç değilsin.
「食べたのだらもう空腹ではないだろう。」


ありえない仮定を表現するときは、(y)sa/(y)se を先行させ、動詞+-(y)se/-(y)sa +-di4/-ti4+人称語尾と順番を入れ替えます。

Daha çok çalışsaydım, sınavı geçerdim.
もしもっと勉強していたら受かっていただろう。

願望を表す keşke を使った構文です。

Keşke daha çok çalışsaydım ve sınavı geçseydim.
もしもっと勉強していて受かっていたらなあ。

未来形では -acak/-ecek + -sa/-se + 人称語尾の形をとります。

Gelmeyecekse, programı değiştirelim.
彼女が来ないなら計画は変更しよう。

独立形 ise を使うこともできます。

Yorgun ise, biraz dinlenmeli.
彼女が疲れているなら休むべきだ。