Sino-Tibetan language family
後置詞
Postpositionals
チベット語では、日本語の助詞のように、後置詞によって語や節の格を表します。
韓国語のように、単語が後置字を持つかどうかで、異なる後置詞を用いる場合があります。
「イ,འི」というのは、所有(~の)を表す助詞で、名詞が後置字を持たないときに用います。後置字のあるときは「キ,གི」を使います。
འདི་ཁྱེད་རང་གི་མེན་པས།
ディケランキメンベー
これはあなたのものではありませんか?
「ネ,ནས」というのは、起点(~から)を表す助詞で、後置字のあるなしに関わらず用いられます。
ང་བོད་ནས་ཡིན།
ンガーブーネイン
私はチベットからです。
「ラ,ལ」という助詞は、目的や手段(~に、~で)を表します。後置字のある場合には、「ラ,ར」を用います。