形容詞
スペイン語の形容詞は、基本的に名詞の後に置かれるのが一般的であり、性(男性・女性)と数(単数・複数)に応じて語尾が変化します。
語尾が -o で終わる形容詞
このタイプの形容詞は、女性名詞を修飾する場合に語尾が -a に変化し、複数形では男性なら -os、女性なら -as を語尾にとります。
語尾が -o 以外の形容詞
-e や子音で終わる形容詞などは、男性名詞・女性名詞の単数形を修飾する際には語尾の変化がありませんが、複数形では -s や -es を付けます。
男性名詞単数を前置修飾する際の語尾変化
一部の形容詞では、男性名詞単数を前に置いて修飾する場合、語尾の -o が省略されます。
alguno/algún
ninguno/ningún
bueno/buen
malo/mal
primero/primer
tercero/tercer
uno/un
santo/San ただし、santo Domingo, el santo padre など -o の語尾をとる場合もあります。
前置・後置による意味の変化
いくつかの形容詞は名詞の前後に置かれる位置によって意味が異なります。
antiguo(昔の・前), cierto(いくつかの・確かな), diferente(異なる・様々な), nuevo(ほかの・新たな), pobre(みじめな・貧乏な), viejo(長続きする・使い古された)
地名・国名に由来する形容詞の特徴
地名を表す español, japonés, japón などの形容詞では、語尾にかかわらず、女性名詞単数を修飾する場合に -a という語尾をとり、複数形で -es/-as という語尾をとります。