Indo-European language family

指示代名詞
      Demonstratives



ポーランド語の指示代名詞「こそあど言葉」はこれ・あれ(近称・遠称)しかありません。つまり「それ」がありません。

「これ」は ten (m), ta (f), to (n) で表しますが、これはすべて主格です。

対格であれば ten/tego (m), tę (f), to (n) など異なる形を用います。

piję tę kawę
「私はこのコーヒーを飲む」


造格であれば tym (m), tą (f), tym (n) です。

lubię chodzić po mieście z tą kawą
「このコーヒーのある町を歩くのが好き」


「あれ」はほぼ tam +「これ」で表しますが、女性・対格であれば tamtą など不規則な形をとります。

piję tamtą herbatę
「私はあのお茶を飲む」