Indo-European language family

比較級・最上級
      Comparatives
Superatives



ラテン語の形容詞の比較級・最上級は、形容詞の語幹に語尾をつけることで形成します。

比較級は、-or をつけます。

最上級は、-imus をつけます。

比較の対象は、奪格あるいはquemで表します。

最上級の場合は、複数奪格あるいはinter, ex, apudを用います。

Potentissimus est quī sē habet in potestāte
克己心こそ力
ただし、-er 形容詞の場合、最上級が -errimus 形となります。ex. pulcherrimus (pulcher)

-ilis 形容詞の場合、最上級が -illimus 形となります。ex. facillimus (facilis)

特に、-ius, -eus 形容詞の場合には、magis, maximē を使って比較級・最上級をつくります。

maximē rārō genere hominum
もっとも稀なる者よ

副詞の比較級、最上級は、その形容詞形の語幹に語尾をつけて形成します。ex. sevērē, sevērius, sevērissimē

比較級は、-ius をつけてつくります。

最上級は、-mē をつけてつくります。