Unknown language family

韓国語の用言の活用形・規則変化
      Regular Verbs



韓国語においては、動詞など用言は、3段活用します。

I 다(イッタ、持つ) - II 있으면(イッスミョン、持てば) - III 있어요(イッソヨ、持っています) という具合です。

用言の語尾は、それぞれ3つの活用形( I II III )のどれかに接続します。

規則変化の動詞の活用は、とてもシンプルにまとめることができます。

  • パッチムのない場合、 III 形で、아または어を付加します。
  • パッチムのある場合、 II 形で、으を、 III 形では아または어を付加します。
III 形では、動詞の語幹の最後の音節がㅏ(ㅑ)またはㅗ(ㅛ)(陽母音)を含む場合に아を、それ以外(陰母音)で어を付加します。

あとは、 III 形で縮約形をとる動詞の処理が必要になります。

  • 最後の音節がㅏ,ㅓ,ㅕを含む場合、아,어を付加しません。
  • 最後の音節がㅣを含む場合、아,어を付加せず、ㅕに置換します。
  • 最後の音節がㅗ,ㅜを含む場合、아,어を付加せず、ㅘ,ㅝに置換します。

ここに、動詞語尾の分類と接続する活用形を示します。



終止形語尾平叙法 II -ㄴ다/ I -는다
II -ㅂ니다/ I -습니다

III -요
疑問法 I -는가?
II -ㅂ니까?/ I -습니까?
III -요?
I -느냐?
感歎法 I -네요
命令法 III -라 (-거라, -너라)

II -십시오
勧誘法 I -자
応諾法 II -마
II -려무나(렴)
接続形語尾対等法 I -고
II -며
II -면서

I -거나
I -든지
従属法 II -면 すれば
II -니까 だから
I -는데 なのに
II -려고 しようとして
III -도 しても
I -는지 かどうか

I -다가 していて
I -도록 するように
II -ㄹ수록 するほど
転成形語尾副詞形 III
I -게
I -고
I -지
形冠詞 I -는

II -ㄴ
II -ㄹ
I -던
名詞形 II -ㅁ
I -기


活用は「韓国語への道・野間秀樹著」、分類は「要説韓国語文法・ヤンホヨン著」を参考にさせていただきました。

パッチムで終わる用言では別の形をとる語尾は、並列して記述してあります。

アルゴリズム的には、このような感じです。