Austronesian language family
概要
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インドネシア語はオーストロネシア語族マレー・ポリネシア語派の言語で、国語としてインドネシアで使用されます。
インドネシア語では形容詞・指示詞・所有代名詞が後置されます。
buku ini
「この(ini)本(buku)」
apel saya
「私の(saya)リンゴ(apel)」
そしてインドネシア語では「です」「ます」を表現するコピュラ動詞がありません。
Ini buku.
「これは本です。」
では、以下の文はどうなるでしょうか。
Ini buku saya.
「これは私の本です。」
語形変化やコピュラ動詞など、いろいろ省略されているため解釈が難しいのがインドネシア語です。
書いたままをそのまま発音すればいいので、学習は楽しい言語です。
注意点としては、e があいまい母音となる場合があること、c は k と発音しないこと、vはfと発音すること、ng を一つの音として扱うことなどでしょうか。
ポルトガル語やトルコ語と似たアラビア語経由らしき単語が散見されます。zaman (tr:時間 id:時代)、季節 (tr:mevsim id:musim)など。