Austroasiatic language family
概要
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カンボジア語(クメール語)は、カンボジアの公用語です。
歴史と伝統を誇る、栄えあるクメール文化の言葉として、独自のカンボジア文字(クメール文字)で表現します。
クメール文字カルタ(CAMBODIA DESIGN WEB)で「カンボジア」と書いてみました。
カンボジア文字
カンボジア文字は複雑で、子音にA子音とO子音という区別があります。子音の種類によって、同じ母音でも発音が異なります。
k の場合: កា [kaː ](A子音字) គា [kiˑə ](O子音字)
さらに、子音が重なる場合には、脚と呼ばれる形をとります。また、ハングルでそうであるように、d-t, s-h, r-無音、のように、頭音と終音の発音が異なる場合があります。発音を変えるための記号が多く、文字の組み合わせによって、まったく異なる連結文字を使用します。
面白いのは、カンボジア語の語順は徹底して日本語のものと逆で、主語は文の先頭にくるものの、SVO文型をとり、前置詞があります。
形容詞は被修飾語の後に来ます。つまり、「日本から」という場合に、ピー(~から)+スロック(国)+チャポン(日本)、の順番になります。
カンボジア語には、名詞の格変化や動詞の活用などはありません。
「この大きなカバン」であれば、ヴァリヒ(カバン)+トム(大きな)+ ニヒ(この)、の順番となります。
カンボジアの数体系
カンボジアの数体系は、なんと「5進法」で、6(プラムムォイ)は5(プラム)+1(ムォイ)で表されます。
7(プラムピー)は5+2(ピー)。8(プラムバイ)は5+3(バイ)。9(プラムブォン)は5+4(ブォン)。